バカラ賭博の自動売買ソフトを100万円で販売する柳沼寿弥

取材日:2017.9.14(木)
※情報は、全て取材日現在

バカラ賭博の自動売買ソフトを販売している営業マンに会ったので報告する。
営業マンは、柳沼寿弥という24歳で、帝京大学出身、横浜在住の男である。
以前は、最近はやりのMLMである、アリックスの営業をやっていたようだ。

柳沼によると、
バカラの自動売買ソフトは、

販売価格:100万円(税込)

儲けの目安:
運用資金2,000~3,000ドルの場合
⇒100~200$/日の利益が見込めるようだ。

1時間に2~3回の取引を行い、これを3セットやるらしい。

188betというサイトに登録するが、この登録は、柳沼のビジネスパートナーである、尾藤(元アリックス)という25歳の男が、登録を代行する係のようだ。
柳沼と尾藤は、元アリックス仲間である。

【バカラ賭博を国内でやる危険性】
周知の通り、日本国内では、公営ギャンブルを除き、賭博行為は、刑法で禁止されている。
ところが、オンラインで行う賭博行為は、海外のサーバーや会社と行っているため、違法かどうかという判断には、当局といえども、判断が難しいようだ。
昨年には、取引の実態が、国内で行われているとして、オンラインカジノを、警察が初めて検挙した事例がある。
一般ユーザーが検挙されたというのがニュースになったことで、驚きの声が上がった。

つまり、警察当局は、賭博行為の実態が、国内のパソコンやツールを使っているのであれば、国内での違法賭博と認定していく方向とみるべきであり、これらに類する賭博性のあるものと解釈されうるものは、簡単には手を出すべきではないという時代になったと言える。

同じく、近年、海外のブックメーカーを用いた取引を扱ったシステムの販売を行っている業者が国内に増えているが、解釈次第では、違法性があると認定されうる余地が十分にあると考えられる。
今までは、摘発されなかっただけで、当局の法令解釈の運用次第では、現行法だけでも、十分に摘発できるものがまだ存在すると思われる。

先のオンラインカジノで摘発された事例では、犯罪を認めた者が多かった反面、当局の見解と争った者もいるようだ。
この場合、不起訴処分になったらしい。

この辺は、公判の維持にあたり、検察側が有罪の確実な立証が困難という判断があったと考えられる。
裁判で確実に有罪にするには、まだまだ法的な問題があるという点が微妙なところではあるが、現場で捜査を行う警察当局の見解は、違法性があるもので、このような取引が蔓延することが、社会的に問題があるという判断になっているということは、認識すべきであろう。

しかし、上記の柳沼寿弥の販売するバカラソフトは、賭博に関するソフトを販売しているという点で(実際には指導・助言行為も含)、危険であるだけではなく、
そもそも、

・100万円の契約なのに、商品について具体的に説明した資料が存在しない
⇒高額商品にもかかわらず、不明瞭取引

・販売者の責任の所在が不明
⇒名刺、販売会社、責任者の氏名・住所・電話番号等の重要事項が全く不明

これでは、消費者契約法令に違反するのは確実だと思われる。
刑法の賭博罪の適用が難しかったとしても、消費者関係法令・民法の公序良俗には十分に反する取引である。
プレーヤーが、実質国内で金銭をかけて賭博を行っていると解釈されても、柳沼らは、責任の取りようがない。

一般論として、このような商材では、
「儲からない」
「騙された」
というものがほとんどであるのが現実であり、そうであるならば、詐欺商品と言われても仕方がない。

いずれにしろ、柳沼と尾藤は、社会的に認められにくい、賭博に関するソフトを高額で販売し、責任の所在を明らかにしないで販売するような、無責任な若造であるということだけは、事実である。
高額商品にも関わらず、柳沼は、商品についてまともに説明すらできなかった。
ふざけたガキである。

都内で活動する、柳沼寿弥と尾藤のコンビには、是非注意してほしい。